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日活闘争支援共闘会議・結成総会
決 議

 全国の労働者の皆さん、映画を愛する皆さんに、私たちは心から訴えます。

 10年前に倒産し、2年前更生会社を強引に脱却した映画会社日活が、再び経営危機に陥りました。

 (株)ナムコが親会社となった新生日活は、「映画はその国を守る文化」「生涯300本製作」を標榜する中村雅哉社長の意を受けて、十分な事業計画もないまま無批判・無定見に映画製作を推し進め、今期決算ではとうとう赤字に転落する事態を招きました。ナムコでは、「ナムコが日活を持っているメリットがない」との意見もあると言われています。

 そのような状況で日活は今年、「3年後株式再上場」を掲げ、「経営改善策」として短絡的な「希望退職」を組合に提案しました。会社は、組合と協議中にもかかわらずこれを強行し、「経営改善策」が首切りリストラ策にすぎないことを顕わにしました。経営者である役員の責任については、退任どころか昇格人事も行うという、一般的常識を甚だ欠いた処遇を行いました。

 そして、従業員には低賃金を強いながら、「成果主義型賃金」導入も方針と掲げるなど、従業員の生活破壊さえ厭わない姿勢を明らかにしています。また撮影所では、現場スタッフの切り捨てを推し進めようとしています。

 その一方では、巨額の費用が必要とされる「新映像都市」を横浜みなとみらいに実現させ、調布撮影所、本社を移転させようとしています。海風吹きすさぶ埋立地に、日活単体で移転しても、「日本映画界の孤児」になることは明白です。

 会社側の説明では、この夏には方針が決定するとしています。日活の現状、体力、産業情勢から考えると、移転が強行されれば、日本映画最大の製作拠点である日活撮影所は消滅し、日活の存続自体も危うくなります。

 この危機を乗り切るには、日活経営陣及びナムコ資本に、まともな経営再建策を採らせることが重要です。

 今日、多くの映画労働者、映画人、産業を越えた仲間たちが一堂に集い、日活の危機に対し、倒産以降も奮闘して来た日活の労働者、日本映画界の核たる撮影所、そしてその財産である日活映画を守り抜くことを決意し、「日活支援共闘会議」を結成しました。

私たちは、「日活の映画・映像の灯を消さない」「日本映画の製作拠点である調布撮影所を守る」、そして「職場に労働と創造を取り戻す」ために闘います。

日本映画を愛する皆さん、全国の労働者の皆さんに心から呼び掛けます。再び経営危機に直面している日活の労働者を守り、日本映画を守る私たちの闘いに、熱い連帯と力強いご支援をお願い致します。

以上

2003年4月18日

日活闘争支援共闘会議・結成総会

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